|
|
● 水戸黄門のソックスおしゃれ秘話
|
くつしたと、その素材のメリヤスが日本に伝来したのは、南蛮貿易が始まった永禄10年(1567)から寛永12年(1635)にかけてといわれる。この時代のヨーロッパでは、手編みメリヤスが全盛期。ポルトガル人やスペイン人を通じて英国製などが海を渡った。しかし実際に履けたのは大名だけ。庶民はくつしたの存在すら知らなかった。日本人で最初にくつしたを履いたのは、誰あろう徳川光圀(1628-1700)だ。さすがに進取の気性に富んだ黄門様だけのことはある。今から33年ほど前、水戸家代々の所蔵品が入った長持の中から、古めかしいくつしたが7足発見された。光圀公が履いたことは間違いないが、どこの国の製品かは不明(これに似たものがワシントンD.C.の国立博物館にも保存されている)。7足とも地模様入りのソックスで丸編み。3足は絹製、あとの4足は木綿製だ。編み目はどれもきれいに揃っていて、解明できぬほどの高等技術。現在、黄門様のくつしたは、上野の国立博物館が保存している。 |
|
|
● サンタのプレゼントをもらうのに、なぜ、靴下が、必要なの?
|
クリスマスイヴの夜、またはクリスマスの当夜に、サンタクロースからのプレゼントをもらうために、子供たちはくつしたを吊す。サンタクロースは、なぜ、くつしたにプレゼントを入れてくれるのだろうか?この謎を解くためには、まず、サンタクロースのモデルになった聖人ニクラウスのことを知る必要がある。聖ニクラウスは、4世紀、ミュラの町に実在した東方教会の司祭だった。伝説によると、彼はたいへん慈悲深く、子供が大好きで、多くの奇跡を行って貧しい人たちを助けたという。さまざまの言い伝えの中で、後世、クリスマスブレゼントの習慣と結びついたのは、貧しい3人の娘を助けたお話。ある一家が、あまりの生活の苦しさに、娘3人を過酷な仕事に出そうとしていた話を聞きつけた聖ニクラウスは、その一家にたいそう同情し、夜中に煙突から、娘たちへの贈り物として金貨を次々に投げこんでやった。すると金貨は、乾かすために暖炉に干しておいた、くつしたの中に、たまたまは入り込んだ。翌朝、一家は、くつしたの中の金貨に驚きの声をあげたことはいうまでもない。そのおかげで、3人の娘は、幸せな結婚ができたという。サンタクロースとくつしたの関係は、“ちいさなもののゆたかな世界”を感じるお話がもとになっている。こうして、世界中で、大小さまざま、色とりどりのくつしたが、クリスマスの願いの受け皿となる。スペインでは、「いいコにしていないと、プレゼントの代わりに消し炭を入れられてしまう」とか。子供たちは、暖炉のくつしたを祈るような気持ちで見つめながら眠りにつく。 |
|
|
|
|
|
|
2010年度
春夏Collection近日公開
|
紳士靴下 |
|
|
婦人靴下 |
|
|
子供靴下 |
|
|
健康関連 |
|
|
ギフト各種 |
|
|
|
|
グループサイト |
|
神戸新聞にホームページが、紹介されました !! |